海と自然の勉強会に行ってきました 12月7日
コーディネーターのKOKOです。
本日はセブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークの活動で「海と自然の勉強会 亜熱帯の植物観察&勉強会」でした。
NPO法人 宮古島海の環境ネットワークでは、ビーチクリーン活動の他に、海の環境を守る啓もう、啓発活動として、環境学習のプログラムを実施していています。
今日は、自然体験の指導者や海のガイド向けの勉強会で、「このきなんのき研究所」所長の林将之先生を招いて、宮古島の植物について学びました。
林先生は、わかりやすく木や自然を伝えることをテーマに、植物図鑑の執筆や観察会などを行っています。
10年以上沖縄本島に住み、沖縄の植物と宮古島の植物の違いなどにも詳しいです。
午前中は海岸に近い亜熱帯ジャングルを歩き、午後は内陸の森を散策しました。
これまで名前は知っていたりよく見ていた植物も、実は葉っぱの香りをかぐと胡椒だったり、シナモンだったり、一方とてもきつい匂いの実もありました。
実が食べられるか毒があるのか、は生きていくうえで重要です。
意外な植物が食べられることがわかって、食料難になったらこの植物を利用しよう、と皆で話したりしました。
宮古島では当たり前に見られる植物であっても、沖縄本島ではほとんど見られないものもあったり、似ているけれど宮古島にしかほぼいないという植物もあります。
石灰岩が隆起してできた島だからこその植物分布があるのだと感じました。
また、宮古島の方言名と沖縄の方言名が全然違うものもあり、同じ植物でも地域によって流用の仕方が違っていたり、全然流用していないものもあるのが面白かったです。
今日の体験を生かして、これからも宮古島の魅力を伝えていけたらよいなと思います。
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