Seven Seas

下地中の環境学習に行ってきました 6月24日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークの活動で「下地中学校 マングローブ観察の環境学習」でした。

 

C) NPO MiyakojimaSeaEnvironmentNetwork

 

NPO法人 宮古島海の環境ネットワークでは、ビーチクリーン活動の他に、海の環境を守る啓もう、啓発活動として、環境学習のプログラムを実施していています。

 

下地中学校3年生へは、毎年川満でマングローブの環境学習ワークショップを実施していて、今年で10回目となります。

 

10回も続けさせてもらっていると思うと学校に感謝です。

 

以前は川満に遊歩道があり、そこからのマングローブ観察だったのですが、遊歩道が老朽化で壊れてしまい、再建されないため、川満漁港付近での観察となっています。

 

そのため、4種類すべてのマングローブを見ることができないのですが、それでもマングローブの周辺にいる生きものはたくさんいます。

 

前半は、解説をしたマングローブの色々な根の形を実際に探してみました。

 

少し遠目からですが、みんな、観察シートを見ながら一生懸命探して、「あっ、あった。あれ3番のだ」などと言っていました。

 

後半は、生きもの探し。

 

グループに分かれて観察シートにある「指令」をもとに生き物を探しました。

 

今日はカニがよく姿を現していたので、観察しやすかったと思います。

 

ミナミトビハゼの巣を見つけると、中にミナミトビハゼがいて、顔をちょこんと出していました。

 

途中で巣穴にかくれてしまったので、実物が見られなかった生徒たちは、しばらくじーっと待っていました。

 

結局、もうミナミトビハゼは顔を出さなかったのですが、みんな真剣に生きものを探し、観察している姿に感心しました。

 

普段もよく川満漁港に来る生徒たちはいましたが、じっくり観察をすることはなかったので、「たくさん生きものがいてびっくりした」と言っていました。

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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