Seven Seas

修学旅行の環境学習に行ってきました② 4月26日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークの活動で「修学旅行での漂着ゴミの環境学習」でした。

 

(C) NPO MiyakojimaSeaEnvironment

 

NPO法人 宮古島海の環境ネットワークでは、ビーチクリーン活動の他に、海の環境を守る啓発活動として、環境学習のプログラムを実施していています。

 

今日は、昨日に引き続き、横浜から来ている中学校への環境学習ワークショップです。

 

昨日はフィールドワークで選んだ生徒さんだけが参加した観察会でしたが、今日は全員参加で海岸漂着ゴミの分類調査をおこないました。

 

毎年、天気予報とにらめっこですが、今日も途中から強い雨の予報がありました。

 

とりあえず、みんなで海岸へ行き、宮古島の北東海岸にはどんなゴミがあるのかを実際に見て、そして短い時間ですがビーチクリーンもしました。

 

初めてみる漂着物が色々あるようで、カイメンやコウイカの骨をゴミと思ったり、海外製のペットボトルを興味深々で見ている人もいました。

 

いよいよ後半は漂着ゴミの分類調査です。

 

雨は降らず、高い湿度と強い紫外線に慣れていない生徒たちが多かったので、後半は場所を屋根のあるところへ移動。

 

2クラスを4チームに分けて、それぞれでICCの調査品目によって分類し、数を数えます

 

それぞれ役割担当を決め、みんなテキパキ手際よく分類していきました。

 

最後には、昨年の調査結果や、日本全体の平均の結果と比較し、どんな項目が宮古島に多いのかを知り、その理由を考察しました。

 

なぜ、硬質プラスチックが多いのか、何故破片の割合が宮古島に多いのか、どうして中国から漂着するゴミが多いのか・・・・など、色々な意見がでました。

 

今日の体験をきっかけに、プラスチックを減らす行動をおこしたり、どうしてもゴミになってしまう漁業系のプラスチックをどうしたらよいのか、考えてもらえたらよいなと思います。

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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