Seven Seas

多良間小の環境学習に行ってきました 11月30日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズも会員になっているNPO法人宮古島海の環境ネットワークの活動で「多良間小学校 海ゴミの環境学習」でした。

 

(C) NPO MiyakojimaSeaEnvironmentNetwork

 

NPO法人 宮古島海の環境ネットワークでは、ビーチクリーン活動の他に、海の環境を守る啓もう、啓発活動として、環境学習のプログラムを実施していています。

 

最近、室内での環境学習が多い小学校の出前授業ですが、多良間小学校での漂着ゴミ調査の環境学習はフィールドで実施することができました。

 

宮古諸島ではありますがなかなか多良間島にいく機会はなく、年に1回、この多良間小学校への出前授業で多良間島に行くのは楽しみです。

 

例年、11月の後半に実施するので、いつも北風が吹いて寒く、雨が降るかどうか心配なので、しっかり雨対策、防寒対策をしていきました。

 

でも、今日の午前中、ビーチでの活動時は、晴れ間が見えて暑く、半そでで活動しました。

 

漂着ゴミを回収し、世界共通の分類方法で分類、さらに、マイクロプラスチック調査も実施しました。

 

回収したゴミの分類は学校へ戻ってから実施しましたが、学校へ戻るときには天気が急変して大雨に。

 

調査中に雨が降らなくてよかったです。

 

学校に戻ってからは、回収したゴミを細かく分類してデータを収集したり、マイクロプラスチックを観察したり、ほぼ1日かけて、漂着ゴミについて学んでもらいました。

 

海岸にゴミが多いことは知っていたけれど、それらがどうして海岸にたどり着いたのか、今日の調査結果を踏まえてみんなで考えてみました。

 

小学校6年生のみんなは、私たち外部講師が来て最初は少し人見知りをした様子でしたが、最後、感想を言ってくれる人!、と聞いたら、ほぼ全員が「はい!」と手を挙げて発言してくれて嬉しかったです。

 

面白かったのは、みんな、ゴミを道路の側溝にある「穴」につめた経験があったけど、「これからは穴にゴミをつめない!」と宣言していました。

 

自分だけでなく、自分の周囲の友達や家族の方々にも、「穴につめたらダメだよ」と言ってくれると思います。

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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