宝塚医療大学観光学部 フィールドワークで海ゴミ問題を考える
コーディネーターのKOKOです。
今年の4月開校した、宝塚医療大学観光学部観光学科の第3クオーターからKOKOは、「エコツーリズム/サスティナブルツーリズム」という授業の講師をしています。
第1回から第5回までは教室にて講義やワークショップをしながら学び、第6回目の今日は2コマ分の授業時間をもらってフィールドワークに出かけました。
今日のフィールドワークでは、ゴミの多い東海岸へ行きました。
観光の島である宮古島ですが、海岸にはゴミが多い場所もあります。
ゴミがたくさん漂着している海岸では観光客はハッピーな気分にはならないでしょう。
海岸清掃や漂着ゴミ調査を通じて、海ゴミ問題を観光の観点からどう取り組んでいったらよいのかを皆で考えました。
ゴミの多い海岸をみて、皆、「嬉しくない」「観光客は来ない」と言い、最初は「地元の人が出したゴミに責任をもつべきで、地域のコミュニティで定期清掃をすべき」「ポイ捨て禁止の看板をたてる」といった意見が大半をしめました。
その後実際にゴミを拾い、海岸のゴミがどこからやってくるのかを調査するため、ペットボトルの国別調査をすると、多くのゴミが外から海流や風によって流されてくることがわかりました。
体験を踏まえて皆が思ったのは、観光客を受け入れる側として、観光客にゴミの持ち帰りを促すことや、漂着するゴミを回収するネットの設置など具体的な意見も出てきました。
最近、北風が吹いてきたので、ゴミも多く、短時間ながら20袋以上のゴミを回収しました。
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