Seven Seas

体験マングローブカヤック 梅雨の晴れ間でカニもたくさん 5月18日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

梅雨に入ってからずっと雨ですが、今日だけ晴れマークが出ていました。

 

予報通り、雨もなく、そして暑すぎず、風が心地よい1日でした。

 

参加されたのは、東京からお越しのご夫婦です。

 

カヤックに乗るのは初めて、マングローブを見るのも初めて、という初めて尽くしのお2人でしたので、まずは、カヤックの漕ぎ方のコツを指導してゆっくり慣れていきながらマングローブの林へ行きました。

 

ヤエヤマヒルギの木と木の間を通りながら、胎生種子を見たり、たこ足状の根を見たりしながら、種類や生態、周辺の生きものなどについてお話しをいたしました。

 

ヤエヤマヒルギの根を見た奥さまは、「今にも歩き出しそう!」

 

そうですね。これ、夜に見たら、ちょっと怖いかもしれませんね。

 

でも、このように複雑な形をしているから、大きな敵が根の奥の方まで入っていけず、小さい魚たちが群れて住むことができるのだと思います。

 

ヤエヤマヒルギの胎生種子は、かなり伸びているものと、まだ短いものがありましたが、短めのを見て、奥さま、これも、「くわい みたい」と。

 

実は、KOKOもずっとそう思っていました。

 

ちなみに、オヒルギの胎生種子は、タコウィンナーからオクラが生えているような感じです。

 

生きものの観察の仕方を少しお話しすると、お2人とも、どんどんカニを見つけることができました。

 

でも一番のお気に入りはミナミトビハゼだったようです。

 

今日は大きい個体が根についているのが見られました。

 

マングローブカヤックでは、カヤックに乗る爽快さと、生きものを探すワクワクがありますね。

宮古島で体験マングローブカヤック

体験マングローブカヤック

カヤックで、マングローブをはじめ海浜植物や汽水域の生きものを観察するプログラムです。
貴重なマングローブ、豊かな生態系についてのガイドの解説や、静かな入り江で鳥のさえずりを聞きながら、のんびり、ゆったり自然の神秘を感じてください。

  • マングローブ域の動植物などの解説を聞きながら観察

  • ベテランインストラクターのガイドなので初心者でも安心

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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