Seven Seas

体験マングローブカヤック 渡りの鳥、サシバやシギに秋を感じます 10月24日

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コーディネーターのKOKOです。

 

本日はセブンシーズのツアープログラム「体験マングローブカヤック」でした。

 

(C) SevenSeasMiyakojima

 

北寄りの風が強い季節となりました。

 

昨日は残念ながらツアーは中止。

 

でも、今日は風もだいぶおさまり、晴れ間も見えてカヤック日和となりました。

 

今日参加されたのは、皆さん宮古島に住んでいる方々です。

 

宮古島観光協会の青年部やミス宮古島の皆さんが、ディスカバー宮古島!で宮古島の魅力を再発見する、ということで、マングローブカヤックに参加してくれたのです。

 

宮古島に住んでいても、マングローブとはどんな植物なのかはよく知らなかったり、その生態やマングローブ域に住む生きもののことなど、知らないこともいっぱいあります。

 

まずカヤックの漕ぎ方に慣れてもらってから、少し広い海域に進んでいきました。

 

カヤックを進めていくと、上空を優雅に旋回する猛禽類がいました。

 

サシバです。サシバは渡り鳥のタカで、この時期本州から宮古島を経由してさらに南下します。

 

鳴き声は特長的なのですぐにわかりますね。

 

他にも、ミサゴというタカの仲間も飛んでいて、獲物の魚をねらっていました。

 

カニを狙うキアシシギやアカアシサギなど、秋はいつものメンバーに加えて渡りで多くの鳥がやってきます。

 

植物やカニだけでなく、様々な鳥の姿や鳴き声を聞くことができるのも、マングローブカヤックの魅力ですね。

 

ヤエヤマヒルギの胎生種子はだいぶ根付いていて、マングローブの赤ちゃんがたくさん伸びていました。

 

実際に根付いたものや、まだ定着場所を探して漂流している胎生種子をみながら、マングローブの生態について解説いたしました。

 

ヤエヤマヒルギの根には、ミナミトビハゼやカニ、貝などがくっついていて、自然の豊かさを感じます。

 

宮古島の知られざる自然の魅力を知って、皆さん、もっと宮古島を好きになってくれたかな。

宮古島で体験マングローブカヤック

体験マングローブカヤック

カヤックで、マングローブをはじめ海浜植物や汽水域の生きものを観察するプログラムです。
貴重なマングローブ、豊かな生態系についてのガイドの解説や、静かな入り江で鳥のさえずりを聞きながら、のんびり、ゆったり自然の神秘を感じてください。

  • マングローブ域の動植物などの解説を聞きながら観察

  • ベテランインストラクターのガイドなので初心者でも安心

この記事を書いた人

KOKO(コーディネーター)

天皇陛下の日本山岳会入会にも尽力した同会元会長の父の影響で、学生時代から登山やスキーを行う。外資系会社を経て、通訳を兼ねながら生物学者・故ジャックモイヤー氏と共に海辺の環境教育を行ったり、旅行会社にてエコツアー企画を担当し日本にインド洋のクリスマス島を紹介するなどエコツアー・環境教育の現場の最先端を走り続ける第一線ネイチャーガイド。現在は宮古諸島において、エコツーリズムの普及や海辺の環境保全に尽力している。 [資格等]

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